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  • 執筆者の写真ふじおかんたろう

Enne Fes ! 10/22

更新日:2023年11月7日

奥野亮子さんと望月清一郎さんのユニットOffice Enne(オフィスエンネ)のかわいいイベントが10/22に板橋ファイト!にてあります。


僕は、朗読とおしゃべりで参加します。


『 Enne Fes ! 』

10/22 (日)14:00

@ 板橋ファイト!

朗読:奥野亮子 藤尾勘太郎

音楽: 岩倉さと子 脚本: 望月清一郎



朗読は望月清一郎 新作短編 『あさつゆに眠る』 『グリルの中の窓畑さん』

※僕は『グリルの中の窓畑さん』の方に参加します。

※イソップでもお世話になった岩倉さと子さんの生演奏付き!


全部で70分ほど。


りょこちゃん(奥野さん)の産後の俳優活動、お仕事活動復帰の一歩目にお呼ばれいたしました。なんとも嬉しいことです。


Twitter(現X)で藤尾を知っている方はご承知のこととも思いますが、僕はりょこちゃんとねまきラジオというのんびり型のポッドキャストをやっています。

不思議なご縁を感じます。りょこちゃんとは(ちゃんと)出会って5年ほど。共演したのは2年前。まだ5年かあ!なんなら5年前は宣伝美術家としてのみの関わりだったから、言うてそんなにしゃべっていないし。


りょこちゃんの優しさと誠実さには目を見張るものがあって、芯の強さのようなものがあって。人前に出さないしんどさももちろんあるはずだけれど、そこに向き合ってきた時間が彼女の誠実さを生んでいるのだと、僕は勝手に思っています。りょこちゃんが自分を大切にしてきた時間が、他者の世界を大切にする眼差しを生んでいるのだと思っています。



話に聞く限り、子育ってなんて大変なのだと。

正直まだ想像が及んでいないので、きっと僕の想像の10倍ぐらいは大変で、そして何倍とかって言葉では定義できないあたたかい何かもまたそこにあるのだろうと思っています。

(便宜的に何倍とか書いたけれど、それもまた人それぞれ、環境それぞれ。あたたかさもまたそれぞれ。それでも、育児担当をしたことがない身としては、兎にも角にも尊敬の念なのです。)


そんなりょこちゃんの復帰の一歩目にお呼ばれしたこと、嬉しく光栄なこと。


望月さんの新作短編はどちらの作品も趣が違って、そして瑞々しいです。

僕の参加する『グリルの中の窓畑さん』は、なんだろう、なんてかわいらしくて優しいのだろうと思いました。最近作品がお客さんに共有する「痛み」について考えることが多かったので、この作品のあたたかさが、なんだかとても沁みました。

脚本家って、本当にすごい。


作品と出会わなくても生活は続いていきますが、作品と出会うことで生活がより楽しくなったりします。食事をして身体を元気にするように、作品に出会って、身体が元気になることもまた必要なことなのだと思います。


『Enne Fes !』はちいさな、一回限りの、こぢんまりとしたお祭りですが、どうぞ遊びにいらしてください。空想上のあたたかい飲み物とケーキでも食べる心地で、ごゆるりと。会場の板橋ファイト!も、とてもかわいい空間です。

私たちには身体があって、そして、想像力があってしまうから。想像力はどんな方向にも簡単に転がってしまえるから。想像力も身体もほんの少しあたたかくなるような、そんな場所と時間になるのだと思います。


Office Enne の「Enne」はフィンランド語で、「縁・予兆」の意味だそうです。


つながりとはじまり。


素敵な名前。






※あ、特典のフォトブックやフォトは、Enne特典です!なんと言いますか、藤尾のフォトは混ざっておりませんことを、一応お伝えしておきます!




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