こんにちは。
道を歩けば、あちらこちらで花が咲いており、春を実感する毎日です。
梅がぽろぽろ咲き終わり、木瓜はいつのまにかそっと咲き、ふと横を見れば水仙が凛と咲いています。パンジーは健気に咲き続けて日本の家庭菜園を彩ってくれるし、小道を歩けば椿が出迎えてくれます。そのうちツツジも咲きますね。
ツツジといえば、犬と串劇団員のミッチがいぜん、葉を覆い隠すように咲くツツジを見て、「ツツジが咲き乱れてる。咲きすぎ。」と小さい声でダメだししたのを思い出しました。たしかに、もののあわれを感じるには、ちょうどいい量の20倍ぐらい咲いており、花が花を隠し合う勢いで咲いていましたが、そんなこと思うのも人の勝手ですし、花だって別に褒められたくて咲いているわけでもないのに。なんかそういうのおもしろいなと思ってしまいます。
さて、花を眺めているうちに、あっという間に怒涛の予感です。
4月末に「ひとみゅー」に出演いたします。
友人の伊藤靖浩が数年前から続けている一人芝居のミュージカル短編集vol.5です。
僕が出演する作品は
タイトル「foufou」
題材:「藤田嗣治」 脚本:詩森ろば 演出:薛珠麗 作曲・企画:伊藤 靖浩
2018年4月22日(日)~5月6日(日)
@高円寺K’s スタジオ
ちゃんとした一人芝居もはじめてなら、歌うこともはじめてです。
どっきどきですが、楽しみしかありません。いや「しか」は言い過ぎです。不安はあります。でも、たぶんだからこそ楽しみなんでしょうね。
題材も、作家も、演出家も、そして作曲家も豪華です。さらに3人の女性による生演奏です。「詩森ろば新作書き下ろし」の「伊藤 靖浩全曲書き下ろし」です。楽しみだらけです。
他のキャストも、僕が共演したことのある人がチラホラ。
初めましての方も含めこちらも楽しみです。
※なお「foufou」はパリにいた時の藤田のあだ名で読みは「フーフー」あるいは「フフ」ぐらいか(フランス語は門外漢ですが)、お調子者とが、バカとかイカレポンチとかって意味のようです。
ご期待ください!
詳細は以下です。ご予約開始は3月24日からのようです。
https://note.mu/rickytickyasu/n/n099638878305
↑ あ、藤田嗣治という人は、こんな絵を描くこんな人です。
(どんな人かはひとまず割愛します。波乱万丈なので調べてみると面白いです。)
僕は絵画などのポストカードが大好きで、部屋にたくさん貼ってあるのですが、
藤田嗣治を演じると決まってから、ふと自分の部屋の一番目立つところに彼のポストカードが貼ってあることに気づきました。「いつか絶対フジタを演じるんだ!」とかそういう思いを込めて貼ったわけでもなく、「画家の中でフジタが特別大好き!」とかそういうわけでもなかったのに、なぜか一番目立つ場所に貼ってありました。遊びに来た伊藤靖浩に言われて気づきました。
不思議な縁です。
ブログで、今度はそんな不思議と美術について、書きたいことがあるので、また近いうちに!
5月末にも舞台を控えています。こちらは公開をお待ちください!
その前に舞台美術用のおおきな絵画が一枚。
フライヤーのデザインは2件その時期の公開を予定してます。
こちらもお楽しみに!