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執筆者の写真ふじおかんたろう

「ちゅらと修羅」上演中


風琴工房「ちゅらと修羅」は本日5ステージ目。

どうも、本番が終わって家に帰っても、体が緩んでくれません。緩ませようとしても、なかなか緩まない、眠りも浅いから夢ばかりみる。夜中に目が覚める。炭酸の泡がずーっと小さく体の中でパチパチ言っているような。

このお芝居がどんなお芝居なのか、観てくださった方に教えられている気がします。考えてみれば演じる側は決して作品を観ることはできないわけですしね。

今回は初日あけるまで、この作品がどう受け入れられるのか、どんな演劇になるのか、想像の及ばぬ気持ちがありました。いや、作品への理解はしているつもりだし、思い入れもあるけれど、やっぱり今回お客さんの集中力に作品を運んでもらっているようなそんな感覚さえあるのです。 

そんなわけで、「こんな演劇だったのか!」というような気持ちとともに、毎日を過ごしています。不思議なことに、上演を重ねる度、いつも以上に作品が深まっていくような感覚があります。毎ステージ忘れて新鮮にやることは変わらないんですが、各ステージの体験、感覚がそっと体には蓄積されていて、そういうものが寝かしておいたルーみたいに作品を深くしていく感じがあります。そして、多分それが可能な劇構造なのかな?とも思います。

毎日たくさんの拍手をいただきます。

嬉しいです。ほんとうに。

そして、賛否、いろいろあると思います。

それでも、まず、観てくださってありがとうございます。

「人との出会い」と「作品との出会い」は似たようなものだと思います。合う合わない、タイミングはありますね。

少なくとも今回は、観て「あー!スッキリした!爽快爽快!!!明日も仕事がんばろっ!!」って作品ではないかなと僕は思うのでその点はご了承下さい。(いや、そういう人もいるかも知れませんね、わかりませんね)

その上で、やっぱり多くの人に「出会って」みてほしいなと思っています。

本当に期間の短い公演です。

残りのチケットは争奪戦の様相です。

やんばるの森でお待ちしております。


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