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  • 執筆者の写真ふじおかんたろう

女の子


女の子を演じます。

おじさんたちが女子中学生の喜びと悲哀をめいっぱい。

稽古場に行くまでの道中、

道端にあるもの、通り過ぎる人を横目に見ながら、「あ、アレかわいい」「きもい、むかつく」「大人、風景の一部」「かわいい、むかつく」「あ、外人まじ鼻高い、背高い、ブロンド」「ブス」「ブス」「ブス」「あの服かわいい」「でも中身ブス」とか査定しながら歩いたりしてみています。

すね毛の処理をして、その後丁寧に足に化粧水と保湿をしてみたり、いつまでも鏡の前で髪を梳かしたりしています。

どんな女の子にも、はじめて髪を梳かす体験があって、はじめて毛の処理をする体験があって、はじめて化粧する体験があって、はじめてアクセサリーを買うっていう体験があって、はじめてブラジャーをつけるっていう体験があって。そんなことを思います。大人の階段をのぼると同時に「みんなはどうなの?」というか、自分をステップアップさせようとするほど「みんなと一緒」の枠に入っていく感じ。「わたしもそこにいってみたい」ような感覚。

30歳になって、女子中学生。

中学生のころ、同じクラスの中にいても、ニキビ面した単細胞な男子中学生にとっては、遠い未知の領域だった女子中学生の世界。を体験できる。ありがたい。せっかくなら、そこにいる感覚のつぶつぶをできるだけ味わってみたい。

彼女たちは、いろんな体験が「はじめまして」で、未知なる「わたし」への期待に満ちていて、みんな「わたしだって」と夢見ながら足をすべすべにする。自分の価値が知りたいし、知りたくない。目を細めながら、ばれないように互いのその日の値札をチェックする。

僕、そもそも女の人の世界にとても興味というか憧れがあるんですね、きっと。

ふと、東京事変の「女の子は誰でも」を聴きながら。こんな応援歌が必要なぐらい、女の子は弱く強く姦しくみんなと一緒で誰とも一緒じゃなくて苦虫を食いちぎりながら世界に憧れているような生き物なのだなあ、憧れるなあ、と勝手に涙ぐむ僕みたいな男を、「全然ちげーよ笑」と鼻で笑う女の子たちを演じたいですね。

約100分のジェットコースター演劇観にいらしてください。

FunIQのかけ算第4弾 FunIQ×舘そらみ(ガレキの太鼓)

「落ちるな中学生」

【脚本・演出】 舘そらみ(ガレキの太鼓)

【会場】Ito M Studio 東京都渋谷区西原3-28-3 小田急線・東京メトロ千代田線 代々木上原駅徒歩8分

【あらすじ】 膨らみ始めた胸は、擦れると血が出て痛かった どうせ80才になっちゃえば、じじいなのかばばあなのかもわからないのに。そして、死ぬ。

いつのまにか映像脚本やWEBコラムばかりを書いていた舘そらみ(ガレキの太鼓)の3年ぶりの演出作品。「私もう演劇とか作れないよー」と逃げていた人間が描く、なりふり構わぬ物語。

年内5本連続公演を爆進中のFunIQ、企画4本目は、おじさんたちが女子中学生を演じ乱れる感動作。思春期の窮屈さと爆発力で、生きることの悲哀を盛大に笑い飛ばす。 「一度逃げた人間に守るものなどありません。ただやりたいことをやります」by舘そらみ

【出演者】 辻貴大(FunIQ/カムヰヤッセン) 日比野線(FunIQ/劇団半開き) 家田三成 海老根理(ガレキの太鼓) 太田旭紀 立川せりか 田中祐理子 藤尾勘太郎(犬と串) 松原一郎 和田華子 貴瀬雄二

【タイムスケジュール】 10/23(月)19:30〜(前半割) 10/24(火)19:30〜(前半割) 10/25(水)19:30〜 10/26(木)19:30〜 10/27(金)14:00〜、19:30〜 10/28(土)14:00〜、19:30〜 10/29(日)11:00〜、16:00〜

【料金】 一般前売り 3,000円 学生前売り 2,500円 一般当日 3,300円 学生当日 2,800円 一般前半割 2,500円 学生前半割 2,000円

ご連絡いただければご予約させていただきます。

藤尾


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