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執筆者の写真ふじおかんたろう

38歳になりました

ブログを半年以上も書かずに、年の瀬。そして誕生日を迎えました。


今年は、無茶祭の第5段を3月に開催し、それからは俳優として舞台は2作品、映像はひと作品、声の出演ひと作品に参加しました。


無茶祭の振り返りはこちら


それ以外の時間はとにかく演劇のチラシをつくりながら過ごしていたように思います。


★2024年の宣伝美術のお仕事すべて、ホームページにアップしました。★

よかったらご覧になってくださいませ。→こちら


俳優としても、宣伝美術家としても、また公演企画者としても学びの多い一年でした。

関わってくださった皆さま、お仕事を依頼してくださった皆さま本当にありがとうございました。


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無茶を終えてから


どうにも、無茶祭が終わってからというもの、世界に対して自分の言葉を発信したい意欲が全く湧かなくなってしまい、また、あまりにもアウトプットが続いて、へとへとになり、

ひとまず3月以降は欲張らずに、なるようになると流れに身を任せて過ごしていました。


宣伝美術についても、無茶祭が終わってしばらくは、どうも納得のいくデザインに辿り着くまでに時間がかかる期間が2〜3ヶ月ほどあり、これまでは「よくわからないけれど、最終的に何かしら感動できるデザインに辿りつく予感だけはある!」というような感覚でつくっていたのが、「辿り着けないかもしれない、辿り着けなかったらどうしよう」というような焦りが薄皮をめくると存在しているというような、そんな状態にあったりもしました。その状態は、結局、「自分が納得できるデザインを根気強く仕上げる」という、その繰り返しを積み重ねることで、回復していきましたが、まあ、怖いものですね。トンネルの只中にいる時は、いつトンネルの出口が来るのか、はたまたこのトンネルに出口はなく、この状態が今後のデフォルトになってしまうのではないか、そんな気持ちに見舞われたりします。


さて、今後、僕はこの場でどう言葉を取り扱っていこうか。

というか、何を発信していくのか、その見通しは全くついていません。

けれども、せっかくの年の瀬&誕生日だ。自らへの整理の意味も込めて、思いつくままに、少し書いてみようと思います。


ひとの写真はたくさん撮った気がするけれど、自分の写真が思った以上にない


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来年への抱負のようなもの


俳優としての露出を増やす!!!


もう、とりあえず、抱負はこちらです。

年々、宣伝美術家としての露出が増え、「あ、宣伝美術だけでなく俳優もやられてるんですね!」というご意見が益々増えてまいりました。(昔からある程度はありました。)いや、宣伝美術家として、認識していただけることはとても嬉しいことでありがたいことですし、これからも精進します。楽しいです。

けれど、うん、やっぱり僕は俳優と宣伝美術どちらもやることが楽しくて、そこにきっと確かに誇りを持っている、そんな気がします。

そういう意味ではとても欲深いですが、そうなのだからしょうがない、欲深くいこう!そう思っています。


演劇界も芸能界も、心がぐっしょり濡れて、鉛を飲み込むようなことが相変わらず散見され、(散見されること自体は悪いこととは思いません)けれど、はて?どうして自分はそこまで俳優をやりたいのだ?フェードアウトしたり、休業しようかなともずっと思ったりもしていました。でも、いや、これは、僕はきっと俳優をもう少しやりたいのだ。やろう。


技術を磨こう。お芝居をするために、自らのことをもっと知り、身体を健康にしよう。


宣伝美術も楽しい。でも先日、友人にふと言われた言葉もちょっと気になっていて、

「かんちゃん、お芝居やってる時が一番楽しそうじゃない?」

そんなお言葉をいただいた。


ほうほう。そうなのか。


いや、もちろん、お芝居をするって楽しいことばかりじゃないけれど、それでも僕の人生にとって演劇って結構健康的なことなのかもしれない。

宣伝美術もたいへんに楽しくやりがいがあることなことはもちろんの上で。


他者の何気ない一言に生かされることは人生山ほどありますね。


「やりたいこと」と「求められること」は違う。

現状、宣伝美術のお仕事の方が「求められる」パーセンテージが高い。それはひとつの事実。宣伝美術家としてはと〜〜ってもありがたく、俳優としては少し悔しい気持ちもある。けれど、俳優の仕事だってまだわからない。わからないから、ならば、もっとがんばってみよう。そんな気持ちでいるのです。どちらも、とる。


その代わり、節操なくあれもこれもを少し控える気分。


なお、今後また作・演出などやるかどうかについては、未知数。

やるならば、きっと、その時、その時が勝手にくる。


実家近くの百日紅


さて

以降はちょっと、具体的に叶えたいことをよりつらつらと書いてみます。読んでくださる方にとっても、ワクワク生きる小さな刺激にでもなれば幸いです。


・3年以内に、事務所に入る!!

これは、叶えたい。そろそろ本格的に、動こうと思います。

もっと露出を増やす。もっと人前に立つ! 誰か〜〜〜〜!(自分でも動きますが)


・Twitter(新X)から離れてみる?

これはやるかもやらないかも。

ただ、Xで何かを呼びかける気持ちが今の僕には、どうしても、あまりなく。


・新しい出会いに飛び込む

これは結構大事だと思っています。新しい環境に多く触れてみたい。

他者に自分の人生を狂わせられたい、と言ったら大袈裟かもですが、割とその気持ちもあって「出会いと刺激」に飢えはじめています。人生にもっと予想外を!!


・「朝ドラ」と「大河ドラマ」にもっと出る

成人してからはじめて、朝ドラと大河ドラマを最初から最後まで観ました。

面白いじゃないか!!!と。

今後も観たいし、関わってみたい!!!

『光る君へ』に関わることができたこと、とても嬉しいことでした。


・映画、演劇、小説、を鑑賞・読む機会を1.5倍にする/デザインの勉強をもっとする

インプットの量を増やしたい。

ここ数年、映画をとにかく観ていない。演劇は今年60作品ぐらい観ました。

インプットの量を増やすために、収入が減っても構わないので、空き時間を多く作ること。


・2025年は、舞台に最低4作品は出演する

というか向こう3年はそれをコンスタントにしてみる。

その結果確実に、お引き受けできる宣伝美術のお仕事が減りうるのだが、致し方ない。

アシスタント制度をもっと拡大してみようかなあ。

そうすれば、両立しやすくなる面もあるかもしれない。


・身体を動かす

俳優&健康のため。身体を動かす習慣を身につけよう!


・ホームページをリニューアルする

・宣材写真を撮る

これもマストです。一月にやります。


・ゆとりある暮らし

セルフブラック企業を避ける。

「あの人、いつもゆるゆる過ごしてるね」を目指す。

そこから「考え・見つめる」時間が生まれる。


・宣伝美術のお仕事で、藤尾が絵を描くことが増えてきたので、その方向も伸ばす

とっても不思議なことに、僕が絵を描くことを依頼されることが増えてきました。

もはや液タブを買おうか本気で迷ったぐらいです。

絵も楽しいのでもっと勉強しようと思います。




ここまで、書いてみて、ちょっと満足してきたので、

まとめると


俳優としてがんばる!!たくさん挑戦する!!たくさん勉強して、たくさん出会って!!予想外の一年にする!たくさん飛び込む!もしも、アンテナにビビっとくる感覚があったら、勇気を持って飛び込む!あるいは企画する!何かを手に入れたいならば、何かを手放す!

もっとわがままに。同時に、もっと想像力を持って。想像力を働かせるためにエンパシーを働かせて。もっと、泣いて怒って笑っていい。あなたはあなたが思うより実はもっと素敵なのだ。そのことをもっと信じてみようと思う。


大体こんなところです。


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私が私らしくある時に、健やかに過ごす時に、見て見ぬふりをすること。

その何か。

あるいは、何かの手を掴んだ時に、掴んでいないたくさんの手を思い、もはやどの手を掴んだらいいのかわからなくなり、誰の手も掴めなくなること。

そんな思いがずっとあります。

手を掴まなければ。けれど、そのためには「知る」時間をもっと増やさなければ。


あるいは、偉そうなことを言っても、自分も何かに加担して、無知であり続け、誰かを傷つけていること、傷つけてきたこと。



それでも。それでも、自らの悦びから、やっぱりはじめるほかない気がしています。


そんなことと向き合ったり見つめあったりもできる2025年になりますように。



取り留めのない文章を読んでいただきありがとうございました!!


2025年が、あなたにとってミラクルな一年になりますように。

今、元気な方も、今嵐の中にいる方も。

どうか心地よい年末年始を過ごせますように。


きっとまた書きます。


藤尾勘太郎



いつか








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