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  • 執筆者の写真ふじおかんたろう

無茶祭2023 その2 『セイムタイム、ネクストイヤー』

更新日:2023年12月27日

藤尾が無茶をする企画、「無茶祭」。

ついに、大いにたくさんの方を巻き込んでの第4弾でございます。

初演出!!!個人企画初の集団創作!!!


ブロードウェイで1400回以上上演された男女二人芝居を、リーディング仕立て・Wキャストでお送りします。


特設ページはこちら↓






顔合わせがあり、よちよちと稽古がはじまりました。

そして本日8日は「風通しのよい稽古場のために色々と話す会」が開催されました。

with風通しの良い稽古場のための助っ人:宮本晶子さん



話していて、僕は

「いかに自らを愛して、他者を愛するか」

そのことに思いを巡らせました。


そして、これは昔SNSに自分で書いた言葉ですが、僕は


呪いの解除と祝福の交換


にとても興味があるのだと思います。





さて、

とはいえ、「ものづくり」の世界はなんだかんだ成果主義だとも思っています。

結局のところ、「何を提出できるか」で互いに信頼関係を築いていくものとも思っていますし、(デザインの仕事をしていてつくづく思います。)演劇の作り手として、やっぱり面白いものを作りたいと思います。僕わりと頑固だし。。


あ〜〜〜〜、でも、でもでも、それでも

芸術より先に人生、俳優より先に人間、生活と暮らし。

創作の中に、呪いの解除と祝福の交換のような時間が少しでもあれば。

今の僕は、どこかでそんなことを願っているのです。

(あくまでも、僕は、です。僕が、僕の経験の上に立った時に、今願っていることです。)



なんだかんだまあ、演劇創作ではあるので結局コツコツ稽古をしていくわけですが、

僕は、誰かがハッピーに気持ちよく健康に生きるだけで、それだけで、そのことが誰かにとっての希望になったりもすると思っているのです。

僕の人生にも色々とあったし、いまだに自分にかかった呪いはあります。

僕はこの呪いは解けると本気で信じているし、僕が呪いを解くこと自体が、やはりそれはそれで、僕以外の誰かにとっての希望になり得ると信じているのです。


こわかったら泣いたらいい、助けてほしかったら助けてと手をあげていい。

あなたがあなたを幸福にすることは何にもずるいことじゃない。

あなたがあなたの手荷物を軽くすることで、持つことができる誰かの荷物もある。


「弱くてもいい」「強くてもいい」そんな比較そもそもいらないのかも知れないけれど、いずれにせよ、どっちでも、僕たちは勇敢には、なれる。こわくても繋がろうとすることはできる。


今回、僕にとってはじめてのことがたくさんあります。

正直、こわいです。(さすが無茶祭!!こわくなけりゃあ無茶じゃないし、挑戦じゃないから望むところなのですが。)

でもこわかったら一人で隠して我慢するのではなく、さっさと助けを求めたり、稽古場で泣き出したりしようと思います。それを許せる場にしてみたいのですから、まずは自ら。

そして、こわくても勇気を出して誰かとつながったりするそんなお芝居が僕は好きなのです。


「恥ずかしい」

やっぱりこの感覚、お芝居する時、大事だなあと最近思います。

稽古場でも舞台の上でも、恥をかきながら進んでいけたらと思っています。

(なんだかんだ、あ〜〜〜演劇人としての僕の根っこは、結局全然スマートじゃないな。かっこつけていいことはやっぱりあんまりないし、結局さらけ出したり、のたうち回ったりしながら進んでいくんだな、僕の場合はと思います。)




情で集まる集団にしたいわけではなく、互いを好き合う必要もないけれど、

どうか、心地よく恥をかき合えるような、互いを受け止め合えるような、そんなものづくりの場所になったらいいなと思っています。演技するなんて、深く関わるなんて、恥ずかしくてこわいことだもの。変な仕事!



誰かと大切な話をする時の、あの独特の充実感というか、心がホクホクする感じ

あんな感覚が創作自体に毛細血管のように、樹木の枝葉のように伸び、作品がいずれすくすくと芽吹きますよう。



言葉は未来の肩を叩く。




そのうちまた稽古のことなど書きます。


あ、11日の11時から

ご予約受付スタートでございます。

ご予約いただけましたら、僕含め、メンバーみんなが喜びます。



ブログ初回から、随分勢いだけで書いた文章になりました。。


どうぞよろしくお願いいたします。

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